2026.07.03 お役立ち情報, 不動産マル秘テク
監修:株式会社nodomaru 代表取締役 森田健宏 宅地建物取引士
宅地建物取引業 東京都知事(02)第104535号 / 全日本不動産協会 所属
「月島=もんじゃ」の印象が強すぎて、この街のカフェの実力は意外と知られていません。
もんじゃストリート(月島西仲通り商店街)から一本入った裏路地には、昭和35年(1960年)創業の老舗純喫茶から、豊洲市場出身の親娘が営む2024年開業のスペシャルティ喫茶、築地本願寺系の和カフェまで、目的別に選べる実力派のカフェが揃っています。
本記事では、中央区専門の不動産屋として日々この街を歩いている目線で、月島駅・勝どき駅から徒歩圏の実力派カフェ7選を、老舗喫茶・スペシャルティコーヒー・ベーカリー・和スイーツ・作業カフェ・糀(こうじ)カフェ・隠れ家の7カテゴリで整理しました。もんじゃで満腹になった後の一服から、平日の作業カフェ利用、週末デートまで、シーン別に使い分けるための地元目線のマップです。
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月島は1891〜92年(明治24〜25年)に隅田川河口の砂州を埋め立てて造成された街で、戦前からの下町長屋・古民家と、平成以降のタワーマンション再開発が同居する特異な景観を持ちます。
このグラデーションが、カフェのバリエーションにそのまま現れています。築約90年の四軒長屋を改装した老舗純喫茶「ライフ」と、勝どき駅前の新築ビル1階に2025年開業したスペシャルティコーヒーの「Roppongi Coffee 晴海店」――時代の異なるカフェが徒歩10分圏で共存できるのは、この街ならではの魅力です。
観光客の動線がもんじゃストリートに集中する一方、通りを一本入った裏路地には、地元の常連客に静かに愛されてきたカフェが残っています。日替わりで店主が変わる古民家カフェ「モンデンキント」のような、他エリアでは見られない実験的な業態も、月島の路地裏文化の柔軟さを象徴する存在です。
昭和35年(1960年)創業、月島の街を象徴する老舗純喫茶。建物は築約90年、かつて四軒長屋だったという佇まいで、再開発が進む月島にあって当時のままの空気を残しています。
ブラウン基調の店内に革張りの椅子とソファが並び、クラシックや軽やかなジャズが流れる空間。地元の常連客が思い思いに過ごす、月島の日常の風景そのものと言える一軒です。
清澄通り沿い、月島駅10番出口の向かい側という好立地ながら、賑わうもんじゃ通りとは対照的にゆったりとした時間が流れます。現金のみ・全席喫煙可のため、時代の切り替わりを感じたい人向け。長時間作業には不向きで、コーヒーとサンドイッチで街の記憶に浸る使い方が正解です。
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2024年8月8日開業の新世代喫茶。豊洲市場で働いていた父と、ドリンク・自家製スイーツ担当の娘が営む親娘2人の店です。
焙煎元「HIDE COFFEE BEANS STORE」のスペシャルティコーヒーと、豊洲直送の海鮮ランチ、自家製のレトロスイーツを提供。ステンドグラスを配した10席ほどの隠れ家的空間に、ボサノバが強めに流れています。
勝どき駅A5出口徒歩1分の好立地で、平日ランチから午後のカフェタイムまで通しで営業。水・木・日・祝が定休で営業日が少なめのため、事前確認は必須。豊洲市場出身の目利きが選ぶ海鮮ランチと、娘さん手作りのレトロスイーツの組み合わせは、月島・勝どきエリアでは唯一無二です。
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築地七丁目の本店を発祥とする「築地折峰」系の人気ベーカリー(勝どき・新大橋・人形町・霞ヶ関を含む計5店舗展開)。白と緑のストライプの外観が目印で、勝どき駅A4出口徒歩3分の好立地です。
中央区観光協会公式によれば「世界中のパンを毎日50種以上焼く」と紹介される品揃えの豊富さが看板。市場が近い立地を活かした魚介系パン(トルコ風サバサンド、イイダコのフォカッチャ等)も名物です。
イートイン席はなくテイクアウト専門のため、購入後は近隣の月島川親水公園や勝どき橋のたもとで食べるのが定番。看板商品の「くまパン」は子ども連れの定番土産にもなります。
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2022年9月開業。築地本願寺佃島分院の1階にある和カフェで、藍色と和のモチーフを取り入れた落ち着いた空間が魅力です。
大阪の老舗茶舗「布袋向春園(ほていこうしゅんえん)本店」(創業160年)の日本茶や、和テイストのドリンク・スイーツを提供。月島駅7番出口から徒歩1〜2分(99m)の駅前立地ながら、もんじゃストリートの喧騒から一本外れた静けさが保たれています。
月島店限定の「18品のブッダボウル」1,760円は、野菜と豆・雑穀を彩り豊かに盛り付けた植物性食材中心の一皿。デートや週末ブランチ利用の第一候補です。
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2025年1月4日開業のスペシャルティコーヒー店。ホテルマリナーズコート東京の1階に位置し、月島・勝どきエリアで電源・Wi-Fiを完備した貴重な作業カフェです。
中目黒や代官山にある業界名店「カフェ・ファソン」監修のコーヒー豆を使用し、店内で自家焙煎したスペシャルティコーヒーが看板。店内が広めでファミレス風の席、テラス席(ペット可)、駐車場も完備という、この立地では珍しい機能性を備えています。
朝8時から19時まで通し営業で、出勤前のモーニング利用や、日曜午後の長時間作業にも向く一軒。勝どき駅A5出口から徒歩約10分・晴海4丁目という立地は徒歩圏ぎりぎりですが、この機能性を求める人には移動する価値があります。
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長屋を改装した「糀(こうじ)カフェ」。1階がカフェ・2階がギャラリーの2層構成で、麹を使ったドリンク、おむすび、お惣菜、さらに生麹や糀調味料の販売まで手掛ける、月島の発酵ハブ的な存在です。
砂糖不使用で糀の自然な甘みを生かしたスムージーやラテ、甘酒が名物。健康志向の週末ブランチや、平日のちょっとした軽食利用に向きます。2階ギャラリーではイベントも開催され、地元の集い場として機能しています。
月島駅から徒歩2分・もんじゃストリートからも近い立地ながら、路地に入った静けさがあり、和テイストのレトロな空間で落ち着いた時間を過ごせます。
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もんじゃストリート裏路地にある日替わりで店主が変わる古民家カフェ&バー。店長・小駒氏によれば「元々天ぷら屋さんだった建物を改装して2020年11月にバーをオープンした。築70〜80年」という古民家を活かした空間です。
毎日店主が替わる「間借り」スタイルで、日によって出会えるコーヒーやスイーツが変わる仕組み。1階・2階と座敷があり、店内には蔵書が並ぶセンスの光る空間。充電・Wi-Fiも整備されており、隠れ家的な作業カフェとしても機能します。
月島駅8番出口から徒歩2〜3分(163m)と近く、食べログ点数3.44点は月島エリアのカフェ最高水準。
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| 目的・シーン | おすすめ店 | 予算目安 |
|---|---|---|
| 昭和レトロで街の記憶に浸る | ① 喫茶ライフ | 〜999円 |
| スペシャルティコーヒーとレトロスイーツ | ② 喫茶ダンダン | 1,000〜1,999円 |
| 手土産・散策のパン | ③ オリミネベーカーズ勝どき店 | 〜999円 |
| デート・週末の和ブランチ | ④ Tsumugi はなれ 月島店 | 1,000〜1,999円 |
| 電源・Wi-Fiで作業 | ⑤ Roppongi Coffee 晴海店 | 1,000〜1,999円 |
| 健康志向の糀ドリンク・軽食 | ⑥ 元氣喫茶 | 1,000円前後 |
| 裏路地の隠れ家で日替わり体験 | ⑦ モンデンキント | 1,000〜1,500円 |
月島駅前には大手チェーンのカフェもありますが、この街の本当の魅力は路地裏の個性店にあります。喫茶ライフの昭和レトロ、モンデンキントの日替わり店主、元氣喫茶の糀文化――どれも月島以外では出会えない世界観。もんじゃで満腹になった後の一服こそ、路地裏の一軒を選ぶのが正解です。
月島・勝どきエリアで電源・Wi-Fi完備の作業カフェは限られます。長時間PC作業を予定するなら、Roppongi Coffee 晴海店(勝どき駅徒歩10分)かモンデンキント(月島駅徒歩2〜3分・日によって席状況が変動)のいずれか。作業重視ならRoppongi Coffee、隠れ家感重視ならモンデンキントが目安です。
喫茶ダンダンの水・木・日・祝定休、元氣喫茶の不定休、モンデンキントの日替わり営業――月島の個性店は営業パターンがまちまちです。食べログ情報が古い場合もあるため、公式Instagramで直近の営業状況を確認してから向かうのが確実です。
月島のカフェは、1960年創業の老舗純喫茶から2025年開業のスペシャルティコーヒーまで、この街の時間の重層性をそのまま反映しています。老舗で街の記憶に浸る日も、電源完備の新店で作業に集中する日も、日替わりの隠れ家で偶然の出会いを楽しむ日も――目的とシーンに合わせて7店を使い分ければ、月島の日常はぐっと豊かになります。
月島・佃エリアや隣接する中央区の街の情報については、関連記事をご用意しています。
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