【月島ランチ6選】もんじゃ以外の名店を目的別に|佃島路地裏の実需ガイド

監修:株式会社nodomaru 代表取締役 森田健宏 宅地建物取引士

宅地建物取引業 東京都知事(02)第104535号 / 全日本不動産協会 所属

「月島でランチ」というと、多くの方が思い浮かべるのはもんじゃ焼きだと思います。もんじゃストリート(月島西仲通り商店街)に伸びる観光客の行列は、この街の風景そのものです。

ただ、月島の食の魅力はもんじゃ以外にも多層に広がっています正保元年(1644年)に築かれた佃島を起点とする下町文化と、大川端リバーシティ21をはじめとするタワーマンション住民の暮らしが同居する街だからこそ、路地裏には住民と近隣ワーカーが日常使いする名店が点在しています。

本記事では、中央区専門の不動産屋として日々この街を歩いている目線で、月島駅徒歩10分圏内・もんじゃ以外の「目的別」ランチ6選を整理しました。和食・海鮮からタイ・イタリアン・中華・洋食・和カフェまで、シーン別に揃えています。

この記事でわかること

  • 月島駅徒歩10分圏内で「目的別」に選べるもんじゃ以外のランチ6店
  • 1人ランチ・ガッツリ・子連れ・カフェ活用など、シーン別の使い分け
  • 各店の住所・営業時間・価格帯・予約可否・関連リンク
  • 目的別の早見表

もんじゃ観光客の横で、地元民は路地裏を歩く

月島・佃エリアの成り立ちは、正保元年(1644年)までさかのぼります。摂津国西成郡(現在の大阪市西淀川区)の漁師たちが江戸へ下り、幕府から拝領した鉄砲洲沖の干潟約100間(約181m)四方を埋め立てて築いた佃島が起点で、佃煮発祥の地でもあります。

現在の月島は、住吉神社・佃小橋・佃堀といった漁村の景観と、大川端リバーシティ21をはじめとするタワーマンション群が対照的に同居する街。関東大震災・戦災の被害を免れた路地裏には下町文化が色濃く残り、隅田川河口に近く、銀座から約2kmという都心近接性も持ちます。

再開発によりタワーマンション住民が急増し、地域には子育て世帯も多く、ファミリー対応の店やカフェの需要も高まっています。一方で、路地裏の名店は住民と近隣ワーカーの実需に支えられ、観光客がもんじゃに並ぶ横で、地元民は路地裏の名店へ足を運ぶ――そんな独特の街並みが形づくられています。

① 魚料理と酒 白|和食・海鮮1,200円|1人で上質な魚を落ち着いて

観光客の行列と距離を置いて、静かに和食を楽しみたい方に最初におすすめしたい一軒。月島駅10番出口から徒歩4分、表通りから一本入った住宅街の路地裏にあります。

厨房を囲むカウンター席とテーブル席を備え、1人でも入りやすい落ち着いた空間。築地・豊洲に近い立地を活かした鮮度の高い魚が、ランチ1,200円で味わえます。タワマン住民や近隣ワーカーに支持される、実需の代表格です。

おすすめメニュー

  • お造り2点盛り・焼き魚定食 1,200円
  • 海鮮丼 1,200円
  • 日替わり定食 1,200円(ご飯・味噌汁おかわり自由)

 

基本情報

  • 住所:東京都中央区月島2-14-5 おおいわビル1F
  • 最寄駅:東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島駅」10番出口 徒歩4分
  • 営業時間:ランチ 11:30〜14:00(L.O.13:30)/夜 17:30〜23:30(L.O.22:30)/土曜は夜のみ営業
  • 定休日:日曜・祝日
  • 価格帯:ランチ1,200円前後/ディナー6,000〜7,999円
  • 予約:可(食べログ等でネット予約対応)
  • 注意点:昼は現金払いのみの看板が出ることあり/ランチは売り切れ次第終了

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② すっぽんとタイ料理 月島源平|タイ料理×すっぽん1,300〜1,500円|大人の隠れ家

「タイ料理でランチしたいけれど、落ち着いた大人の空間で」というニーズに応える、月島の食の新旧交代を象徴する一軒。地元で愛された「日本料理 源平」を、タイ料理人の店主が引き継いで2020年9月に「すっぽんとタイ料理 月島源平」として再出発しました。

店主は料理人歴50年の先代から和食とすっぽん料理の手ほどきを受けており、下町の老舗を現代のエスニックに昇華させた稀有な店。ランチは1,300〜1,500円前後で本格タイ料理が味わえ、夜はすっぽんコースが看板になる、ハレの日にも使える隠れ家です。

おすすめメニュー

  • 土鍋カオマンガイ(ランチ/スープ・サラダ付き)
  • ガパオライス
  • パッタイ
  • すっぽん料理(夜のコース中心・要予約)

 

基本情報

  • 住所:東京都中央区月島3-11-11
  • 最寄駅:月島駅10番出口 徒歩3〜5分
  • 営業時間:ランチ 11:30〜14:00(L.O.13:30/13:45)/夜 18:00〜23:00(曜日により変動)
  • 定休日:月曜(日曜・祝日はランチ休業、夜のみ営業)/不定休あり
  • 価格帯:ランチ1,300〜1,500円前後
  • 席数:カウンター〜テーブル席/9〜14名で貸切可
  • 予約:ランチは予約不可(すっぽん一匹コースのみ要予約)/夜は予約可
  • 注意点:ランチ営業中は電話がつながりにくい/カオマンガイは炊き上げに時間がかかる

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③ ピッツェリア ポンテチェントロ 佃店|ナポリ風ピッツァ1,200円〜|子連れ・ファミリー向け

大川端リバーシティ21のタワーマンション群の足元にあり、子連れファミリーの実需に応える一軒。ガラス張りで天井が高く開放的な空間、オープンキッチンの石窯が見える設計で、カウンター席・テーブル席・個室3室(13:30〜17:00は個室利用不可)を備えます。

ベビーカー入店可・キッズ用食器あり、スタッフの子ども連れへの気配りが手厚く、大皿料理をシェアしながら家族でゆっくり過ごせるのが強み。乳児連れでも安心してランチが取れる、月島エリアでは貴重な選択肢です。

おすすめメニュー

  • 石窯焼きナポリ風ピッツァ
  • 平日ランチのパスタorピッツァセット(サラダ・パン・ドリンク付き)
  • 大皿コース 3,800円〜(グループ・記念日利用に)

 

基本情報

  • 住所:東京都中央区佃2-1-6 リバーシティM-SQUARE 1F
  • 最寄駅:月島駅6番出口 徒歩7〜8分(約515m)
  • 営業時間:昼 11:30〜17:00(L.O.16:30)/夜 17:00〜22:30(L.O.21:30)
  • 定休日:無休
  • 価格帯:ランチ1,200円前後/コースは3,800円〜
  • 席数:70席(個室3室)
  • 予約:可
  • 注意点:週末は平日のランチセットがなく夜同様のメニュー/ランチL.O.が16:30と遅め

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④ 佃 麗江|本格町中華1,300円|1人でも入りやすい薬膳系

住吉神社・佃小橋という佃島の歴史的景観のなかに溶け込む、健康志向の薬膳中華風の町中華。木目調の外観に紹興酒の甕が並び、ピアノBGMが流れる落ち着いた雰囲気で、1人でも入りやすい店です(ただし昼は満席・相席の可能性大)。

オーナーシェフは品川プリンスホテル9年、幕張プリンスホテル3年、赤坂璃宮課長5年、麗江の料理長8年、中国料理天味の代表10年というキャリアを経て佃の麗江に戻った実力派。町中華のワンランク上の味が、近隣ワーカーと佃の住民に支持されています。

おすすめメニュー

  • 日替わりランチ2種/両方が小皿で味わえる小皿セット
  • 点心とおかゆのセット
  • 酸辣湯麺
  • 青椒肉絲などの定番

 

基本情報

  • 住所:東京都中央区佃1-6-7 佃大栄マンション1F
  • 最寄駅:月島駅6番出口 徒歩3〜5分
  • 営業時間:11:30〜14:30/17:30〜21:00
  • 定休日:月曜・水曜
  • 価格帯:ランチ1,300円前後
  • 席数:テーブルのみ約26席
  • 予約:電話予約可
  • 注意点:常に満席の繁盛店でランチはピークを外して来店推奨/日替わりはInstagramで告知/全席禁煙

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⑤ レストランカフェ ピアソラ|洋食880〜1,050円|昔ながらのオムライスをワンコイン級で

もんじゃストリート内にありながら、木の温かみと可愛らしい外観の異質な洋食店。2001年創業以来、地域に親しまれる老舗で、女性1人でも入りやすく、地元会社員のデイリーランチ利用が多い、実需の代表格です。

観光客がもんじゃに並ぶ横で、地元民がオムライスをかき込む――そんな月島らしい光景が見られる一軒。ワンコイン級の価格は下町ならではで、昔ながらのデミグラスソースがたっぷりかかったオムライスが看板です。

おすすめメニュー

  • オムライス デミグラスソース
  • オムライスグラタン

基本情報

  • 住所:東京都中央区月島3-4-5
  • 最寄駅:月島駅7番出口 徒歩3〜5分(約334m)
  • 営業時間:ランチ 11:45〜14:30/ディナー 17:00〜22:00(L.O.)
  • 定休日:年末年始のみ(ほぼ無休)
  • 価格帯:ランチ1,000円前後
  • 席数:1F(禁煙)・2F(喫煙)
  • 予約:可
  • 注意点:2Fは喫煙可/カード不可(PayPay可)/ランチL.O.14:30以降はピザのテイクアウト対応

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⑥ 築地本願寺カフェ Tsumugi はなれ 月島店|ヘルシー志向の女性向け

「もんじゃに並ぶ気力はないけれど、月島でおしゃれなランチをしたい」というニーズに応える、月島の新顔。2022年9月1日オープンのカフェで、月島駅7番出口徒歩1分、築地本願寺佃ビル1階に位置します。

運営は築地本願寺インフォメーションセンター本店と同じくプロントコーポレーション。看板の18品のブッダボウルは阿弥陀仏の第18願にちなんだ命名で、バリアフリー設計・授乳室併設という配慮も。感度の高い女性やカフェ好きに人気で、下町にトレンド感の和カフェが加わった新旧共存の象徴です。

おすすめメニュー

  • 18品のブッダボウル 1,760円(税込)
  • 親鸞聖人ごのみの塩豆大福
  • 老舗茶屋の日本茶・ほうじ茶ラテ
  • テイクアウトのブッダボウル

 

基本情報

  • 住所:東京都中央区月島1-2-9 築地本願寺佃ビル1F
  • 最寄駅:月島駅7番出口 徒歩1分
  • 営業時間:10:00〜20:00(公式)
  • 定休日:無休(施設に準ずる)
  • 価格帯:スイーツ・ドリンク〜999円台/ブッダボウル 1,760円
  • 席数:10席/全席禁煙
  • 予約:不要・ウォークイン
  • 注意点:席数が少なく満席になりやすい/水はセルフ

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月島ランチ「目的別」クイック早見表

目的おすすめ店ランチ予算目安
1人で上質な魚を落ち着いて① 白(ハク)約1,200円
エスニック・ハレの日・大人の隠れ家② 月島源平1,300〜1,500円
子連れ・家族でゆっくり③ ポンテチェントロ 佃店約1,200円
1人で本格町中華・薬膳系④ 佃 麗江約1,300円
昔ながらの洋食をワンコイン級で⑤ ピアソラ約1,000円
ヘルシーな和カフェ飯・女性向け⑥ Tsumugi はなれ 月島店約1,500円

隣接エリアとの棲み分け:月島・佃・勝どき・晴海

月島・佃エリアは、中央区の中でも下町色が最も濃い街です。もんじゃストリート・佃煮店・住吉神社の祭りが街の風景を形づくる一方、大川端リバーシティ21のタワーマンション群が、隅田川沿いに現代的なスカイラインを描いています。

隣接エリアとの棲み分けを整理すると、勝どきはよりタワーマンション・再開発色が強く、晴海はさらに新しく東京2020オリンピック選手村跡地(HARUMI FLAG)の再開発が進む未来志向のエリア。月島は「下町とタワマンが同居する過渡期の街」として、独自のポジションを持っています。

観光客が月島駅を降りてまずもんじゃストリートへ向かう横で、地元民は路地裏の白・麗江・ピアソラへと足を運ぶ――この二つの動線が並存しているのが、月島の面白さです。

まとめ

月島駅徒歩10分圏内には、和食・海鮮・タイ・イタリアン・中華・洋食・和カフェと、もんじゃ以外にも目的別に選べる名店が揃っています。観光と実需、下町とタワマンが同居する月島だからこその選択肢の豊かさを、ぜひ日常のランチで体感してください。

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