ワクワクが止まらない新生活。
一緒に住むって決めたときから、「どんな部屋にしようか?」と、妄想がふくらむ時期ですよね。でも実は…その“部屋探し”の段階で、意見のぶつかり合いが起きやすいって知っていましたか?
楽しいはずの物件探しが、気まずい空気になるのは避けたいところ。
というのも、家賃や立地、部屋の条件など生活に直結するリアルな価値観が、初めて正面からぶつかり合うタイミングだからなんです。
でも大丈夫。
ぶつかりやすいポイントを“先に知っておく”ことで、お互いを思いやりながらスムーズにお部屋選びが進められます。
今回は、同棲カップルがつまづきがちな「3つの壁」と、モメずに乗り越えるコツを紹介します!
同棲準備で最初に直面するのが、お金のリアルな話。
ここをなんとなくにしてしまうと、後々の生活にじわじわと影を落としかねません。
まずは、お互いの収入や貯金の状況をオープンにしてみましょう。
毎月いくらなら無理なく払える? 初期費用はどのくらい出せる? このあたりをしっかり共有しておくのが大事。
「なんとかなるでしょ!」はNGワード。
収入に差がある場合は、折半にするのか、収入比にするのか
負担の割合もちゃんと話し合いましょう。
家賃だけじゃなくて、敷金・礼金・仲介手数料・保険・引越し代・家具家電……最初にかかるお金って、思った以上に大きい。
そのうえで毎月の家賃を考えないと、入居してから「お金足りない!」なんてことにも。
今払えるかだけじゃなくて、将来の貯金やライフプランも意識してみましょう。
“今だけOK”じゃなく、“数年後も無理なく続けられるか”も考えておくと◎。
✅ 家計の「見える化」で共通認識を持つ
✅ 家賃+初期費用まで含めた「総予算」で考える
✅ 支払いの分担は明確に。けど柔軟さも忘れずに
✅ お金の話=気まずい、「二人の未来」のための対話
次にモメやすいのが、「どこに住むか問題」。
通勤・生活スタイル・街の雰囲気…意外とたくさんの要素が詰まっています。
「会社に近い方がいい!」という人もいれば、「多少遠くても静かな街がいい」という人も。
毎日のことだからこそ、通勤のしやすさも住環境の快適さも、どっちも無視できません。
駅から近い=便利だけど家賃高め。
ちょっと歩けば安くなるけど、夜道が暗い…など、優先順位で意見が分かれやすい部分です。
おしゃれなエリア? 落ち着いた住宅街? 緑が多い街?
実際に歩いてみて、「ここ好きかも」と思える場所を一緒に散歩しながら探すのも楽しいですよ。
✅ 譲れない条件・叶えたい希望をお互いハッキリさせて、優先順位をつける
✅ 通勤ルートをシミュレーションして、お互いに納得できる場所を選ぶ
✅ 候補エリアは実際に歩いて、空気感や夜道の安全性まで体感してみる
いざ物件を見始めると、細かい条件の違いで意見が食い違うことも。
「1LDKで十分」と思う人もいれば、「リモートワークがあるから個室が必須」という人も。
部屋数・収納・リビングの広さ…二人にとって心地よい空間ってどんな形?
バス・トイレ別? 独立洗面台? キッチンの広さや日当たり、防音性やネット環境…
一見些細だけど、毎日のストレスに直結する部分なので、ここも意見のすり合わせが大事です。
✅ 必須条件/あったら嬉しい条件を整理して、お互いに共有
✅ 実際の生活をイメージしながら、「譲れるところ・譲れないところ」を話し合う
✅ 内見のときは“住んでる自分たち”を想像してみる
同棲の部屋探しは、「どこに住むか」だけじゃなく、「どう一緒に暮らすか」を考える大切な時間。
意見がぶつかることもあるかもしれません。でもそれは、二人で未来をつくるための健全なステップ。
焦らず、遠慮しすぎず、正直に、そしてお互いを思いやりながら。
理想のお部屋が見つかったとき、きっと「この人と住むって決めてよかった」と思えるはずです。