東京都中央区は、ビジネス街と観光地、そして居住エリアが混在しており、昔ながらの銭湯文化が今も息づいている、都内でも珍しいエリアです。日々の喧騒を離れ、ふと自分に立ち返れる場所が身近にあるというのは、実はとても贅沢なことかもしれません。特に、中央区で一人暮らしをしている方にとって、銭湯は単なる“お風呂”以上の価値を持つ存在になります。
今回は、中央区にあるおすすめ銭湯TOP3をご紹介します。
銭湯を暮らしの中に取り入れる魅力をお伝えしていきます。
月島温泉は、月島駅から徒歩約3分。ビルの2階という立地ながら、本格的な軟水銭湯として地元の方々に愛されています。浴室には心地よいBGMが流れ、柔らかい肌触りの軟水風呂は、美肌効果があるとも言われています。週替わりで男女の浴室が入れ替わるシステムになっており、何度訪れても新しい楽しみがあります。露天風呂やサウナも完備されており、都市型の銭湯としては十分すぎる設備です。
【営業時間】
一人暮らしの方にとって、自宅のお風呂に比べて広々とした空間でリラックスできるのは大きな魅力。コンパクトなワンルーム住まいでも、月島温泉が近くにあれば“癒しの拠点”を外部に持てるという意味で、暮らしの質がぐっと上がります。
勝どき湯は、勝どき駅から徒歩約3分のモダンな銭湯です。広々とした浴槽に加え、ジェットバス、バイブラ風呂、水風呂、サウナなど、設備のバリエーションが非常に豊か。サウナは85度前後の遠赤外線式で、しっかり汗をかけると評判です。水風呂はやや低めの温度で設計されており、サウナとの相性も抜群。
【営業時間】
一人暮らしをしていると、運動不足やストレスが溜まりやすいもの。そんなとき、近所にサウナと水風呂で”ととのえる”環境があるのは非常に心強い。勝どきエリアは再開発も進み、住環境としても非常に人気がありますが、銭湯が生活圏内にあるというのは“選ばれる理由”のひとつになります。
湊湯は、八丁堀駅から徒歩約5分の場所にあるデザイナーズ銭湯で、中央区内でも特にスタイリッシュで清潔感のある空間として人気を集めています。2010年のリニューアル以降、落ち着いた内装と、全浴槽に使用されている軟水によって、上質な癒しの空間を演出しています。
浴槽の種類も豊富で、シルク風呂やジェットバスなどが揃っており、男女の浴室は週替わりで入れ替わるため、リピートする楽しみもあります。夜24時まで営業している点も、一人暮らしの会社員にとっては大きなメリット。
【営業時間】
湊エリアは、中央区の中でも落ち着いた住環境として知られています。湊湯があることで、”住む”という行為がよりのどかになります。
私たち不動産営業としても、湊湯の近くにある物件を紹介する際は「この辺りは湊湯があるので、仕事帰りにサッと寄ってリラックスできますよ」とご案内することが多いです。利便性や築年数だけでなく、”暮らしの質”を高めてくれる施設が身近にあるかどうかも、物件選びの大切な判断基準になります。
中央区には、月島温泉・勝どき湯・湊湯といった、個性と魅力にあふれた銭湯が点在しています。そしてそれは単なる施設ではなく、特に一人暮らしの方にとっては“暮らしを整えるためのインフラ”にもなり得るのです。
また、中央区では第2・第4水曜日に限り、区内在住・在勤の方を対象に、特別料金での利用が可能な“ふれあいデー”が実施されています。こうした取り組みは、一人暮らしの方にとって金銭面の負担を軽減しつつ、気軽に通うきっかけを作ってくれる存在でもあります。
毎日忙しく働く中で、無理なく自分を労れる場所が近くにある。身体を温め、心を落ち着かせる場所が徒歩圏内にある。その環境は、住むエリアを選ぶうえでの重要なファクターになります。
のどまるでは、物件の間取りや家賃だけでなく、そのエリアでどんな暮らしができるかという視点を大切にしています。銭湯のある暮らしを通して、心地よい日常をつくりたい方、ぜひ私たちにご相談ください。
「縁ある人に、のどかな人生を。」
私たちは、そんな暮らしをこれからも提案し続けます。